千 露 里 庵 概 要 

2025/5/17 千露里庵倶楽部 立田記

 

千露里庵 67年間のヒストリー

1958/12 篠崎氏、角田氏他早大学院ワンゲル学部OBらによる初代千露里庵竣工

1977/ 2 ワンゲルの部誌「稜線」発行を契機に篠崎氏と現役・学部OBとの交流が始まり、千露里庵も再開

1993/ 5 オレゴン遠征。千露里庵PARTⅡ建設への機運が高まる。帰国後、打ち合わせ、準備が始まる。

1994/ 4 千露里庵Ⅱ建設の運営主体となる「千露里庵倶楽部」設立総会開催。

1994/11 千露里庵Ⅱ竣工。半年間の工期、参加124人、延933人工。会員35名で維持運営開始。

2005/ 5 NPO法人 千露里庵倶楽部」発足

2025/ 5 会員数67名(内、学院ワンゲルOB 26名、山の会OB 8名、早大OB 50名)

※初代、PARTⅡとも自分達によるセルフビルディングで建設

※初代法人代表である篠崎氏、角田氏、納見氏、山の会重鎮OB3氏は2012年に相次いで物故

 

NPO法人化経緯

千露里庵Ⅱ建築以来、「千露里庵倶楽部」として名簿、会計、ML連絡網は整備したが、あくまで任意団体。1994年以来、千露里庵の敷地2000坪は篠崎氏個人所有の為、将来的な継承が懸念され、永続性確保の観点などから、2003年、法人化の検討を開始。最終的に課税義務免除が可能なNPO法人設立に至る。

現在、敷地2000坪の内、千露里庵の建つ500坪がNPO法人所有の土地となっている。なお、建物は未登記のままだが、航空写真等により課税当局に捕捉され、2014年から固定資産税を納めている。

 

現在の会費、会計の状況

年会費10,000円、但し設立時からのメンバーは当初の年会費20,000円で据え置いている会員が多い。

利用料:宿泊 ビジター 1回(宿泊数制限無し)につき、個人1,000円、家族2,000円、学生500

     シーツ・枕カバー利用料 1組500円はビジター、会員とも負担

2024年度決算  収入:年会費89万、利用料13.1万など計105

 支出:小屋関係 56.7万、固定資産税5.5万など計65万。現預金残高119万。

 大きな工事が無ければ残高は増えて行くが、工事次第で単年度赤字もあり。

 2011年 サウナ建築時には総費用300万に対し、会員30名から計113万の寄付金を集めた。

 

年間行事

 5月  NPO法人 千露里庵倶楽部総会・・・近年は東京開催

11月  収穫祭

メンテ合宿、工事等はその年度の企画次第で実施

2025年は樹木の伐採を7年ぶりに発注。伐採後、薪小屋への移動、薪割り、新たな薪置き場製作を予定

理事会:近年はワーキングチームMLでの意見交換が主であり、リアル開催は総会前に2-3回程度

最近の小屋の様子 (2025611日、立田様よりご提供)

 

6/5夜〜6/8まで千露里庵を訪庵しました。

今回はプロに依頼した伐採後の玉切り約500個を薪小屋、小屋の軒下に運ぶという作業がメインでした。

その際の写真を添付します。

 

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 立田 好夫

 ytatuta@icloud.com

 090-5070-8625

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母屋

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サウナ小屋

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ロングハウス 奥は薪小屋

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ロングハウス内で薪割りをする高校生  このスペースはジムニーの車庫でもあります

 

母屋壁面に積んだ玉切り